一日一話 (二十二)

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米CDC、PCR検査の取りやめを決定 新たな検査法を推奨

米疾病管理予防センター(CDC)は7月21日、新型コロナウイルスについて、「PCR検査を推奨しない」とする新たなガイドラインを発表。

米CDCは新たな検査法「マルチプレックスアッセイ」を採用。感染症の急性期にある人から採取した「上気道または下気道の検体から、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)、インフルエンザウイルスA型、B型のRNAを検出し、識別できる」と説明。

2021年12月31日以降、PCR検査の「緊急使用許可申請」を取り下げ、マルチプレックスアッセイを含む新たな検査法に移行予定。

PCR検査を巡っては、その正確性を疑問視する声があった 。ウイルスの検出に必要なサイクル数(Ct値)に国際的な標準はなく、値が高ければウイルスが少なくても陽性と診断されるからだ。また、死んだウイルスの断片と生きた感染性ウイルスを区別できない場合もあり、偽陽性のリスクが高まるという懸念もあがっていた。

CDCは昨年11月、PCR検査の基準値について、「患者のウイルス量や感染力、隔離期間を判断するために使用すべきではない」と説明していた。